沈黙・謝罪から自己主張へ―日本からの発信 日本語・英語対訳スピーチ集



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沈黙・謝罪から自己主張へ―日本からの発信 日本語・英語対訳スピーチ集

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歴史をうやむやにしてはいけない。

この本の内容と同様のことをしばしば友人と話すことがある。しかし、話し終わって私はいつも自分がピエロを演じたような虚無感を感じる。利己的で平和ボケでの日本人が多すぎる。従って、この本はどの程度日本人に受け入れられるのだろうか疑問である。日本を思う気持ちに右寄りとか左寄りはないはずである。純粋に日本人であるために戦争と戦後の歴史事実をうやむやにしてはならない。著者の警告、“沈黙は沈没”はけだし名言である。
(続)大学生・高校生の歴史・英語の教材に、国際的なビジネスマンや政策担当者に本書を利

本書は「日本語・英語対訳スピーチ集」とのサブタイトルが示すように、論理的な英語のスピーチを作成する勉強にもなる。本書の英語の言い回しは、異なるテーマのスピーチをする場合にも応用可能である。聴衆に聞いてもらえる英語のスピーチをするためには、英語特有の言い回しを適切に使い、聴衆に訴える論旨の展開を心がけなければならない。本書はこうした側面にも十分な配慮した習作である。

私は、本書を大学生の演習の教材として活用してはどうかと考えた。本書を題材としたディベートは国際社会で活躍しようとする学生の知的訓練に最適である。もし英語が得意な高校生が対象であれば夏休みの課題としても活用できるだろう。国際的なビジネスに従事する方あるいは従事したいと考えておられる方にもぜひ一読をお勧めしたい。
大学生・高校生の歴史・英語の教材に、国際的なビジネスマンや政策担当者に本書を利用して

「南京大虐殺」「従軍慰安婦」について外国人から問われて理路整然と答えられる日本人がどれほどいるだろうか。聞きかじりの知識では咄嗟の批判に答えることはできまい。外国語であれば尚更である。本書はこのようなタブー視されてきた問題に正面から取り組んだ“問題作”である。

著者は言う。「沈黙は日本の沈没」であると。これは我々日本人が肝に銘じなければならない命題であり、本書を貫く問題意識である。

ときに極めて直截な主張は、アメリカ英語の特徴でもあろうし、長年インベストメントバンカーとして国際舞台で活躍された著者の経歴にも由来するのであろう。多くの日本人はより婉曲的な表現を好むと思われるが、本書は直接論点に迫るだけに極めて「論争的」である。いわゆる左派知識人を自任される方の眼には極めて“挑戦的”と映るかもしれない。しかし、本書の論旨は明確であり、反論するのであれば本書と同じように事実を提示して論理的に反証しなければなるまい。

私はロンドンにある国際機関に勤務しているが、世界各国の人々と接する中では本書で取り上げられた問題について議論することを余儀なくされることがある。日本国内にいた頃は想像できなかったが、我々日本人が海外に出ればこうした事態に遭遇することは避けられないのである。日本の教育機関が国際的な人材の育成を標榜するのであれば、こうした問題に対応できる知的訓練を学生に課すことはむしろ当然であるにも関わらず、残念ながら教育の現場でこうした配慮が十分に行われてきたとは考えがたい。
インターネットを通じて日本の主張を世界に発信したい人に

 本書は英語スピーチのテキスト集という形式を採ってはいるが、題材が真珠湾攻撃への道、南京大虐殺、731部隊、東京裁判、歴史教科書、戦争謝罪、慰安婦、北方領土、憲法論議、国連の不平等、国連常任理事国の武器輸出、捕鯨、米国の銃規制問題、李登輝訪日ビザと、日本が国際社会に対して積極的に自己主張しなければならない問題がほとんどである。

 個人がこれらの問題に関して日本の主張を発信する場としてはインターネットが最も身近なわけだが、英語の壁に阻まれて思いのままにならないという人も多いのではないかと思う。本書はそういう人達に強くお薦めしたい。語彙、言い回し、話の進め方など、非常に参考になる。蛇足ながら、著者の主張はあくまで一意見であって、同調する必要があるわけではない。あくまで自分の意見を述べる際の参考として捉えられるべきであろう。
自力で日本を世界に向けて発信する際の手助けに

いつまで経ってもアメリカ・中国の言いなりになっている日本政府はもうアテに出来ない。これからは自力で日本の主張を世界に向けて発信しなければならないのだが、言葉の壁は厚い。そんな時にこの本は大いに助けになるはずだ。

トピックは、真珠湾攻撃への道、南京大虐殺、731部隊、東京裁判、歴史教科書問題、戦争謝罪、慰安婦問題、北方領土、憲法論議、国連の不平等、国連常任理事国の武器輸出、捕鯨問題、米国の銃所有権、李登輝訪日ビザと、日本の国益に直接関わるものがほとんどである。

この本で述べられている主張そのものには必ずしも同意できない部分もあるが、語彙・言い回しなど実に参考になる。英語スピーチのテキストという体裁を取ってはいるが、インターネットを通じて世界に日本の主張を伝えたいという人に強くお薦めしたい。



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