狭小住宅における軽めのヒント集
本書は、狭小住宅の特集でよく名前を見聞する建築家の杉浦伝宗が、「ちっちゃな家」のエッセンスとして第1部で30のヒント、第2部で自らが設計した6件の住宅写真と間取りに分け、親しみやすく教えてくれる。とくに第1部の「空間3原則+うっちゃる」が、第2部の「実践編」でどのように活かされたのか、それがよく判る構成は素晴らしい。しかし、では本書が建築家である杉浦伝宗を理解する一助になるかというと、残念だがならない。それが本書の読みやすさ、親しみやすさの理由にもなるのだが、狭小住宅における有効性とヒントに拘るあまり、ムック形式の雑誌特集に似た軽い内容となっているからだ。杉浦伝宗の設計思想が見えてこない。結果として、どうしても散漫な印象を受けてしまう。
アイデアを取り入れました!
狭小住宅を建てるときの30のポイントが、わかりやすくイラスト付きで紹介されています。これから家を建てられる方、この本を読んでアイデアを取り入れてみてはどうでしょうか?新築計画中の我家でも「木を抱きかかえる」というアイデアをいただきました。欲をいうならば、カラ−写真をもっと多くしてもらいたかったですね・・・
講談社
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